プレスリリース

【金丸保育園】（福岡県久留米市）が「第17 回キッズデザイン賞（主催：キッズデザイン協議会 後援：経済産業省・内閣府・消費者庁）」の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で受賞しました。

キッズデザイン賞とは？

「キッズデザイン賞」は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創造されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。

受賞した賞について

その中で、【金丸保育園】は「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」建築・空間のカテゴリーでの受賞となりました。

金丸保育園の建築のポイント

本プロジェクトは、福岡県久留米市にある認可保育所の建替え計画でした。

「アウェアネス・リボン」をテーマとして、地域と子どもたちを結ぶリボン状の園舎としました。

金丸保育園のグレーリボンには、子どもたちが地域の中心であるというメッセージと、地域を持続的に再生する場（Re:born）の意味を込め、地域コミュニティの循環と再生を耕す場となることを目指しました。

大地から伸びるリボン状のスロープを持つ園舎は、どこから見ても曲線が際立ち、地域のシンボルマークとなっています。

また、園舎内の随所に設けられた絵本コーナーや子どもスケールのあなぐらでは、思い思いに過ごす子どもたちの様子があります。

子どもたちが土を耕し、微生物を育て、野菜を収穫するように、この建築が受け継がれる園の歴史を守りながら、地域を耕し、人と人との触れ合いを育み、地域を持続的に再生する場となることを願っています。

過去の受賞歴はこちら

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