プレスリリース
「第19 回キッズデザイン賞」受賞/こでまり保育園
2025年3月に竣工した「こでまり保育園」(福岡県久留米市)が、第19回キッズデザイン賞「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞しました。

キッズデザイン賞とは?

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。
子どもたちの「原風景」となるような園舎を。
本園は、耳納連山のやわらかな稜線を望むこの地に根ざし、風景・文化・人の営みが静かに溶け合うような保育環境を目指して設計されました。

建物は、筑後川へと続く湧き水の流れる敷地に寄り添うように佇み、2階に上がると園児たちの視界に、耳納連山の稜線が大きく広がります。その山並みは、四季の移ろいや時間の流れの中で、毎日ほんの少しずつ表情を変え、子どもたちの「心の中の風景」として育まれていきます。
地域に根ざした文化と自然が、日常の学びになるように。
この地域に根付く伝統工芸 ― 久留米絣や藍胎漆器 ― に宿る“手しごと”のリズムや風合いも、園舎の設えに随所に取り入れています。


建物のサインや間接照明、内装の色調には「こでまりの花弁」や絣のモチーフを反映し、静けさと品格を感じさせる空間に。また、地元木材の活用や、光と風の流れを活かした構成により、五感で風土を感じられる環境を実現しました。
出入口を一か所に限定した安全動線や、建物を“ねじる”ことで生まれた廊下の“余白”は、子どもたちの自由な動きや想像力を広げる舞台としても機能しています。
地域とともに生き、愛され、やがて帰ってこられる場所へ。
園舎の最前部には、地域との接点を生むホールを設け、子どもたちの声が街へ響くように設計。吹き抜けの階段を上がった先には、広がる山並みと芝生テラスがあり、子どもたちは日々その風景の中で、風の匂いや季節の変化に触れながら過ごします。

老朽化という喫緊の課題に応えるだけでなく、待機児童の解消や、地域への文化的還元といった機能も兼ね備えたこの園舎が、子どもたちにとって“愛され、育ち、やがて帰ってきたくなる場”であり続けることを願っています。
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