建築実績

電車の車窓から突如見えてくる　地域のシンボル・円形の園舎

西鉄電車の車窓から見える、丸くてキラキラした建物。弊社が設計・建築を担当させていただいた「ストロベリーヒルズ保育園」の園舎です。

公道と線路に挟まれたこの地において、一番最初にぶつかったのは「近隣住民の方々との距離感」。土地のどの方角に建物を寄せても、課題が生じる立地でした。

そこで私たちは、「子どもたちの笑い声を、周囲の方々が見守ってくれるような場所にしよう」とコンセプトの方向性を逆に考えました。その結果としてうまれたのが、円形の園舎。そして線路側に寄せることで、乗客さえも子どもたちを見守る一員になっていきました。

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地域に開かれた保育園を目指し　社会課題にも目を向ける

当園は、新設の保育園。人口増や待機児童などの様々な課題から、地域の期待を受けて誕生しました。そのため、子どもを育ててくれる地域環境のことも考えたスペース作りをと考えました。

2階は子育て支援室、一時保育室、地域交流室としてフレキシブルに活用できます。園舎の外周を縦横無尽に遊びまわる子どもたちの笑顔と、それを見守る大人たちを緩やかにつなぐ、角のない園舎。近頃では市内でも有数の人気園になりつつあります。

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