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建築の「設計」と「施工」って、どうちがうの?【魔法の園舎づくりLabo】

家や園舎をつくるとき、最初に知っておきたい2つの役割

家や保育園の建物をつくろうとすると、よく出てくる言葉があります。

それが「設計(せっけい)」と「施工(せこう)」です。なんとなく聞いたことはあるけれど、ちゃんとした違いを知らない人も多いもの。

この2つ、実は建物づくりの「まったく別の仕事」なんです。

設計とは? 建物の「アイデア」をつくる人

設計とは、建物を建てる前に「どんな建物にするか」をじっくり考えて、図面(設計図)にまとめる仕事です。

たとえば保育園なら、

・子どもが安全に動き回れる通路
・先生が働きやすい部屋の配置
・太陽の光や風の入り方
・予算の収め方

まで、トータルで考えます。さらに設計事務所は、工事をする会社をいくつか比べて一番いい条件の会社を選ぶ手伝いもするため、工事費を適切に抑えることにもつながります。

施工とは? 実際に建物を「つくる」人

施工とは、設計士がつくった図面をもとに、実際に建物を建てる仕事です。

材料の手配、大工や電気屋などの職人集め、工事スケジュールの管理、品質チェック

こうした作業を現場で進めながら建物を完成させます。

設計で生まれた「アイデア」を、現実の建物にする仕事です。

建築はオーケストラに似ている

設計は、音楽全体をまとめる指揮者。

建物のコンセプト・デザイン・コストを統合しながら全体をリードします。

施工は、実際に音を奏でる演奏者。

大工・電気・水道・内装など多くの職人が力を合わせて建物を完成させます。どちらが欠けても、すてきな建物は生まれません。

「何を大切にしたい建物か」が出発点

コスト重視か、空間の質重視か。

建物の目的によって、設計と施工の関係も変わります。まず「自分たちが何を大切にしたいか」を考えることが、建物づくりの第一歩です。

次回:「結局、どこに頼めばいいの?」工務店・建設会社・設計事務所、それぞれの違いをわかりやすく解説します。

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Photo:ヴェール・ラパン ナーサリースクール

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