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好奇心をくすぐる「子どもスケールの空間」【魔法の園舎づくりLabo】

大人がしゃがまないと入れない場所、少しかがんで進むトンネル、のぞくと向こう側が見える小さな窓。
そんな“子どもスケール”の空間は、子どもにとって秘密基地や洞窟のような存在になります。
大人にはただの隙間でも、子どもにとっては想像がふくらむ特別な場所。そこに身を置くだけで、わくわくする気持ちが自然と生まれます。
狭い場所がわくわくする理由
押入れや土管の中に入ると落ち着いたり、楽しくなったりするのは、子どもが「守られている」「安全な場所にいる」と感じられるからだと言われています。
外の世界を少し距離をもって眺められる場所は、安心感と適度な刺激を同時に与えてくれます。その感覚が、子どもたちの想像力や遊び心をそっと引き出していきます。
対話が生まれる、ちいさな居場所
トンネルの窓から顔を出したり、低い天井の下で並んで座ったり。子どもスケールの空間は、子ども同士の距離を自然と近づけます。
「ここ見て」「一緒に入ろう」そんな声が生まれ、遊びの中で対話や関わりが増えていきます。大きな空間では生まれにくい、ささやかなコミュニケーションが育つ場所でもあります。
園舎づくりに活かす、子ども目線の工夫
園舎の中に、あえて低い場所や少しこもれるスペースをつくることで、子どもたちは自分の居場所を見つけやすくなります。
すべてを見渡せる開放的な空間だけでなく、「入りたくなる」「隠れたくなる」場所があることで、空間の中にメリハリが生まれ、遊びの幅も広がっていきます。
お家でもできる、子どもスケールの空間づくり
特別な設備がなくても、子どもスケールの空間はつくれます。
段ボールで囲った簡単な隠れ家や、机の下に布をかけたスペースでも十分です。大切なのは、大人のサイズや使いやすさではなく、「子どもが入りたくなるかどうか」。そんな小さな工夫が、日常の中にわくわくする時間を生み出します。
子どもの「ワクワク」は、空間から生まれる
子どもスケールの空間は、想像力や好奇心が自然にひらく場所です。
大人の基準で整えすぎず、少しの余白を残すこと。その中で、子どもたちは自分なりの世界をつくっていきます。
園舎でも、お家でも。
子どもの好奇心をくすぐる空間づくりは、そんな小さな視点の転換から始まります。
Photo:いちごいちえん
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