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建て直せば、園児は集まる?【魔法の園舎づくりLabo】

私たちは日本では珍しい、“保育園を実際に経営している設計事務所” です。
園舎を設計する立場でありながら、同時に園の運営・採用・組織づくり・財務にも日々向き合っています。
そんな私たちに、よく寄せられる質問があります。
「建て直せば、園児は集まりますか?」
たくさんの園舎づくりをお手伝いし、そして自分たち自身も園を経営してきた私たちの答えは、
「建て直しただけでは、園児は集まりません。」
でも同時に、こうも言えます。
「建て直しは、園が“選ばれる園”へと生まれ変わる大きなきっかけになる。」
ここからが、本当の園舎づくりの話です。
建て直しは、園のビジョンを再構築する時間
園舎は単なる箱ではなく、園の理念や文化を映し出す「環境」です。
だから私たちは、建て替えの依頼をいただいたとき、いきなり図面を描くことはしません。
まず一緒に、
・どんな園を未来に残したいのか
・どんな保育を届けたいのか
・どんな人に選ばれたいのか
を丁寧にすり合わせます。
建物を変えることは、園のビジョンを整え直す大切な機会 だからです。
運営と園舎は、切り離せない“両輪”
園舎の建て替えには大きな投資が伴います。だからこそ私たちは、必要に応じて決算書や返済計画を一緒に確認 することもあります。
返済に無理がないか。
建て替え後の運営が安定するか。
理念にあった働き方ができるか。
時には、建て替え前に経営改善計画から伴走するケース もあります。
園舎が整うだけでは園は変わりません。運営の土台が整って、初めて園舎が力を発揮します。この“両輪”を見ることができるのは、自分たちも園を経営しているからこそ。
私たちが決断を急かさない理由
建て替えは、園にとって大きな決断です。
だから私たちは、同じ園のオーナーとしての経験を踏まえながら、
「できることはできる」
「できないことはできない」
と率直にお話しし、判断に必要な情報をそろえるお手伝いをしています。
迷いの中で、園にとって一番良い選択ができるように。それが伴走者としての私たちの役割です。
建て直しは、“選ばれる園”へのスタート地点
園舎が新しくなったから、園児が増えるのではありません。
園の理念が明確になり
働く人が誇りを持ち
園の見せ方が整い
その姿勢が保護者に伝わっていくことで結果として、選ばれる園へと育っていきます。
園舎づくりは、建物づくりではありません。
園の未来を形にすること。
私たちは、これからもその未来に寄り添いながら園とともに歩んでいきたいと思っています。
園舎づくりの事なら
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