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見上げたくなる天井【魔法の園舎アイディア集】

園舎づくりの中で、意外と見落とされがちなのが「天井」です。
床や壁にはこだわるけれど、天井は仕上げの一部として考えられることも少なくありません。
けれど、子どもたちはよく見上げています。
天井に少しこだわるだけで、空間の印象は大きく変わります。
高さを工夫すれば、空間に奥行きが生まれます。素材を変えれば、温かみや落ち着きのある雰囲気が広がります。光の入り方を整えれば、やさしい空気が生まれます。
吹き抜けやスキップフロアのように、高さに変化のある空間は三次元的な空間認識力を育み身体感覚や五感にもよい影響を与えるといわれています。
また、吹き抜けは人の気配を感じやすく、子どもが孤独を感じにくい間取りにもなります。
たとえば
・木の仕上げで、空間にぬくもりを添える
・天窓や間接照明で、光をやわらかく見せる
・曲線のデザインで、やさしい印象をつくる
・高さを工夫して、空間に奥行きを生み出す
・化粧梁で、落ち着きとリズムをつくる
・さりげない模様で、物語を忍ばせる
・ときには遊具そのものを、天井の一部にしてみる
天井の工夫だけでも、空間の表情はこんなにも変わります。
それは、園舎だけの話ではありません。
住まいづくりにおいても、天井の高さや素材、光の入り方ひとつで空間の広がりや安心感は大きく変わります。
毎日過ごす場所だからこそ、見上げたときに、心がほっとするかどうか。天井は、暮らしの空気を静かに整えている存在なのです。
保存して、園づくりや家づくりのヒントに。
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Photo:ちびはる保育園 基山園
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