コラム
子どもが夢中になる園舎とは?「こどもの森保育園 こもれびテラス的場」の遊びの工夫【魔法の園舎づくりLabo】

保育園を探していると、「子どもがのびのび過ごせる環境か」「どんな遊びができるのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
実は、子どもたちが夢中になる“遊び”は、園舎のつくり方と深く関係しています。
今回は、わたしたち野口直樹建築設計事務所が手がけ、運営を行っている「こどもの森保育園 こもれびテラス的場」を例に、子どもたちの好奇心を引き出す園舎の工夫をご紹介します。
思わず体を動かしたくなる空間設計
こどもの森保育園 こもれびテラス的場では、子どもたちが自然の中でのびのびと過ごせるような環境づくりがされています。
園庭とつながる大きな開口部をもつ保育室や、光が差し込む「木漏れ日の保育室」、風が通り抜ける明るい空間。
こうした設計により、施設の中にいながらも自然を感じられる環境が整えられています。
自然とつながる園舎が、遊びを広げる
敷地の西側に広がる豊かな緑地を、借景として取り込み、園庭とゆるやかにつなぐ設計も特徴です。外に出れば、季節の変化を感じながら遊ぶことができ、自然と触れ合う体験が日常の中にあります。
また、木漏れ日が差し込む保育室や、風が通り抜ける空間は、子どもたちの感覚をやさしく刺激します。自然の中で過ごす時間そのものが、子どもたちにとって大切な遊びとなっています。
遊びながら地域の文化に触れるしかけ
こどもの森保育園 こもれびテラス的場では、遊びの中で地域の文化に触れられるような工夫も取り入れています。園内には、福岡の伝統工芸である博多織や博多曲物の要素を取り入れ、クラスサインには曲物の端材を再利用しています。
また、畳スペースを設けることで、日本ならではの文化にも自然と親しめる環境を整えています。こうした空間は、「これは何だろう?」という興味を引き出し、遊びを通して文化への理解へとつながっていきます。
実際に、博多祇園山笠などの地域文化に触れる保育活動も行われており、園舎の工夫が、保育の内容にも広がっています。
子どもたちの“夢中”を生み出す園舎とは
子どもが夢中になる遊びは、大人が与えるものではなく、環境の中から自然と生まれるものです。
自由に動ける空間、安心して過ごせる環境、そして挑戦できる余白。こどもの森保育園 こもれびテラス的場の園舎には、こうした要素が丁寧に組み込まれています。
その結果、子どもたちだけでなく、保護者や地域にも変化が生まれました。子どもたちや保護者の「的場」という地域への関心が高まり、自分たちが暮らす場所への愛着や感謝へとつながっています。
園舎は、子どもと地域をつなぐ存在
保育園は、子どもを預ける場所であると同時に、地域と子どもをつなぐ大切な場でもあります。こどもの森保育園 こもれびテラス的場では、子どもたちが日々過ごす中で、地域の文化や自然に触れ、その記憶が積み重なっていきます。
やがて大人になったとき、「ここで育った」という体験が、その人の原点になるかもしれません。そしてまたこの場所に戻って、子育てをしたい、働きたいと思える。
そんな循環が生まれることも、この園舎づくりに込められた想いのひとつです。
園づくりをご検討の方へ
野口直樹建築設計事務所では、子どもたちの好奇心や主体性を引き出す園舎づくりを行っています。
保育園・こども園の設計をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
園舎づくりの事なら
野口直樹建築設計事務所に
ご相談ください。
現在の設計にご不安を感じておられる場合などの
ご相談も承っております。
お問合わせは、お電話・メールにて
お気軽にご連絡ください。
ご質問も随時承っております。