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着工目前に訪れた資金計画の壁!?園舎づくりエピソード【魔法の園舎づくりLabo】

園舎づくりと「お金の壁」
園舎設計には大きな資金が関わります。
特に幼稚園・保育園・こども園の園舎建築では、補助金や融資を組み合わせて進めるケースが多く、計画の段階から資金面での注意が欠かせません。
弊社で設計させていただいた保育園でも、建て替えに伴うプランニングを進め、デザインや施工も整った段階で「資金計画見直し」という重大事態が発生しました。
今回は、実際におこったエピソードをご紹介します。
実際におきた「融資ストップの危機」
資金計画には「補助金の要件を満たすこと」と「融資機関を納得させる収支計画を準備すること」の2点が重要で、どちらかが欠けると着工目前で計画が止まるリスクがあります。
この2つめの問題で、実際に大きな壁に直面しました。
設計プランが確定し、入札の手続きに移行していた頃、融資先からの連絡はこうでした。
「現状の借入状態と収支計画を確認したところ、申請どおりの返済は現実的ではない」
「提出されている収支改善計画にも具体性が欠けている」
しかし、すでに役所には建て替えの申請を出しており、計画変更や取り下げは不可能。まさに暗礁に乗り上げる寸前の事態でした。
経営改善計画で乗り越えた資金の壁
解決の糸口となったのは「経営改善計画」の見直しでした。資金計画はもちろん大切ですが、実は販管費など経営全体の数字を見直すことこそが大きなカギとなります。最終的に私たちが「経営改善計画」をご提案し、園と金融機関とで協議を重ねた結果、無事に危機を乗り越えて着工へと進むことができました。
園舎づくりは建築そのものだけでなく、資金面でも慎重な準備と調整が必要です。今回のエピソードからも、資金計画の盲点を早い段階で見直しておくことの重要性が伝われば幸いです。
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次回は「独立行政法人福祉医療機構 | WAM」について詳しくご紹介します。
Photo:空とぶくじら幼児園 志免本園
※こちらの写真は参考イメージで、本文での事例とは異なります。
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