プレスリリース
「第19 回キッズデザイン賞」受賞/:みつばち保育園MOJlKO
2025年1月に竣工した「みつばち保育園MOJIKO」(福岡県北九州市門司区)が、第19回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)を受賞しました。

キッズデザイン賞とは?

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。
「防災」×「共生」×「環境教育」を建築に宿す、地域とつながる認定こども園
本園は、門司港の歴史ある街並みを一望できる高台に位置し、周囲の自然や文化に寄り添いながら、災害警戒区域という敷地特性を前向きに捉え、「安心」と「学び」が共存する場として設計されました。
地域とのつながりを守り、育む「暮らしの継続性」へのまなざし
本園は、市立保育園の民間移譲という節目にあたり、従来の園が培ってきた地域との関係性をいかに建築的に継承し、広げていくかを重視して設計されました。単なる施設移転ではなく、「まちとつながる保育」という価値をいかに日常の中に落とし込むかが最大のテーマでした。
実際、旧園舎との別れを惜しむ「お別れ会」や、園庭植栽の地域寄付などを通じて、子どもたちが“まちの一員”として迎え入れられるようなプロセスが重ねられてきました。
「自然」と「防災」が、日常にとけこむ環境教育の場
災害警戒区域という地理的条件を活かしながら、子どもたちが自然の恵みと脅威の両方を学びに変えられるよう、園庭には前庭・後庭という異なる性質を持つ空間を設け、風の通り道や地形を活かした設計としています。
また、園舎には日々の遊びの中で防災意識を育む仕掛けも多数。園庭にはガチャポンプや炊き出し用の竈を設置し、いざという時の備えが“遊び”と地続きで存在しています。

日常的には開放的で自然とつながり、非常時には守られる。そんな両義的な安心感を与える構造と心理的設計が、本園の大きな特徴です。
地域にひらき、子どもたちの声がまちに響く園舎
新園舎は、前庭と後庭を分断せずに見通せる扇形のプランを採用し、地域住民にも開かれた設計に。日常の保育風景が自然に地域と交わることで、子どもたちの活動が「まちの風景の一部」として定着するよう工夫されています。

内装には木材を多用し、自然光を活かした設計で、子どもたちが季節や天候の変化を敏感に感じ取れるようになっています。

地域からの評価と、子どもたちの未来への種まき
地域住民や保護者からは、「防災指定区域であることを逆手に取った発想が安心できる」「まちと子どもたちがつながっていることが感じられる」といった声が多く寄せられています。
また、園長先生をはじめ、保育者の意識変化にもつながり、「建築が保育の可能性を広げてくれる」という声も。
今後ますます、みつばち保育園MOJIKOが地域の“未来の希望”を育む場所として、日々の保育と共に歩んでいくことが期待されます。
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