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設計事務所に頼む本当のメリットとは?【魔法の園舎づくりLabo】

園舎づくりを考えるとき、「どの建築設計事務所に頼むか」はとても大切な選択です。図面やデザインの技術だけでなく、「園の想いにどこまで寄り添えるか」が完成後の園舎を大きく変えます。
今回は「設計事務所の選び方」が、園づくりの未来を左右した福岡県 ひらばる幼稚園の実際のエピソードをご紹介します。
工期遅延から始まった挑戦
園舎づくりを検討するとき、「設計事務所に依頼すると費用がかかりそう」と感じる方も少なくありません。けれど実は、設計士を“パートナー”として迎えることこそが、結果的に安心・納得・高品質な園舎づくりへとつながるのです。
ここでは、設計事務所に依頼することで得られる本当のメリットと、野口設計が担う役割についてご紹介します。
「設計料がもったいない」は本当?
園舎づくりを考えるとき、「設計事務所に頼むのは費用がかかる」と思われがちです。
でも実は、その設計料以上の“安心とリターン”を生むのが、設計事務所に依頼する最大の価値です。
設計と施工を分ける「設計監理方式」
本来、設計事務所に依頼する最大のメリットは、複数の建設会社を公平に比較できること。
設計と施工を分ける「設計監理方式」をとることで、見積を比較し、コスト・品質・技術力のバランスを最適化できます。
一方で「設計施工一括」の会社に頼む場合、もし費用が折り合わず別の会社に変えようとすると、その設計案は他社では使えずすべてが白紙に戻ってしまう。多くのお客様が、この仕組みを知らないまま依頼してしまうのです。
設計料は“コスト”ではなく“投資”
設計料は、総事業費全体から見るとほんの数パーセント。
信頼できる設計士と組み工事会社を比較・精査することで、結果的に数百万円〜数千万円のコスト削減を実現できるケースもあります。
つまり短期的に見れば「設計料がもったいない」と感じるかもしれませんが、中長期的には設計料以上のリターンと安心をもたらす投資なのです。
設計士は“施主の代理人”
私たち設計士は、施主の代理人としてお客様にとって最良の結果を導くために知恵を絞り、交渉し、判断します。
建設会社の言いなりになることなく、品質やコストのバランスを見極め“全体を俯瞰して最適な道筋を描く”のが私たちの仕事です。
「設計料を払う=余計なコスト」ではなく、「設計士を迎える=全体最適を実現するパートナー」として、社会にもっと理解されることを願っています。
野口設計だからできること
一般的な設計事務所に比べ、野口設計には園舎づくりに特化した強みがあります。
・補助金や認可申請に精通している
・子どもの安全性や成長を重視した設計ができる
・保育の現場を理解した、使いやすい動線や設備設計
・提案時に概算費用を示せる確かな経験値
園舎づくりは、ただの建築ではなく“教育環境”を形にすること。
経験豊富で信頼できる設計事務所を“パートナー”に選ぶことが、安心と成功への第一歩です。
Photo:日蒔野あおぞら保育園
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