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子どもスケールの空間【魔法の園舎アイディア集】

園の中に、「何をする場所か」を決めすぎない“余白のある空間”をつくりました。
その曖昧さこそが、子どもたちの想像力や対話力を育み、自発性をのびのびと育ててくれると考えています。
高さ130cmの通路。
大人にとっては、通れそうな通れなそうな、ぎりぎりの高さです。
けれど、子どもたちにとっては、まるで洞窟や秘密基地のような足を踏み入れるだけで、わくわくする場所。
トンネルの壁には、丸や星の小窓。
そこをのぞくと、0・1歳の保育室で遊ぶ子どもたちの姿が見え、年齢の違う子たちが、視線でつながり、言葉を交わします。
保育室と保育室のあいだには、畳を敷いた“第二の遊び場”のような広い廊下。
ここでは寝転んで絵本を読んだり、おしゃべりしたりしながら思い思いに過ごしています。
至るところに「自発性を育む仕掛け」があるこの建物で、子どもたちは元気に走り回ったり
絵本を友達と一緒に見たりしながら、成長していくだろうと期待しています。
Photo:上府あおぞらこども園
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