コラム

園舎設計のセカンドオピニオンという選択肢【魔法の園舎づくりLabo】

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園舎の新築や建て替えは、園にとって大きなプロジェクトです。

しかし実際には、

・設計がなかなか進まない
・行政の申請が通らない
・補助金の条件が複雑で整理できない
・設計事務所との意思疎通がうまくいかない

といった悩みを抱える園も少なくありません。

こうしたときに一つの選択肢となるのが、「園舎設計のセカンドオピニオン」です。

園舎設計にも「セカンドオピニオン」という考え方

医療の世界では、診断や治療方針について別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」という仕組みがあります。

実は園舎設計でも同じように、第三者の設計事務所に相談することで状況が大きく動くことがあります。

たとえば、

・行政申請が通らない理由を整理する
・設計内容を客観的にチェックする
・補助金制度や基準への対応を見直す
・園の理念や保育の考え方が設計に反映されているか確認する

といった視点から、現在の計画を見直すことができます。

実際にあった幼稚園のケース

福岡県のある幼稚園でも、園舎計画が大きな壁にぶつかったことがありました。

認定こども園として新しい園舎を建てる計画が進んでいたものの、行政側の予算変更により補助金の条件が変わり、当初想定していた予算の半分ほどになってしまったのです。

さらに、当初お願いしていた設計事務所では、工事の申請が通らないという問題も起きてしまいました。

設計を担当していた建築士は公共施設などの経験も豊富でしたが、保育施設ならではの基準や制度とのズレが生じていたのです。

計画は行き詰まり、「このままでは竣工は難しいのではないか」という状況まで追い込まれていました。

園舎設計の専門家として関わることに

その後、園から相談を受け、私たちが園舎設計のセカンドオピニオンとしてプロジェクトに関わることになりました。

最初に感じたのは、設計の視点が園ではなく施工側に向いてしまっているということでした。

園舎は単なる建物ではありません。

子どもたちが長い時間を過ごし、成長の記憶を刻んでいく場所です。

階段の高さ
窓から見える景色
遊びのきっかけになる空間

こうした一つひとつが、子どもたちの体験につながっていきます。

園長先生のお話からは、子どもたちのためにという想いと、その先にいる保護者や地域への想いが強く伝わってきました。

園の理念から園舎を考える

園舎設計では、建物の形を考える前に、園の理念や保育の考え方を丁寧に共有することが大切です。

この園でも、園長先生や副園長先生と何度も話を重ねながら、

・どんな保育を実現したいのか
・子どもたちにどんな体験を届けたいのか
・地域にとってどんな場所でありたいのか

といった想いを一つひとつ整理していきました。

その結果、最終的には園の理念を反映した園舎が完成し、現在は多くの子どもたちがのびのびと過ごしています。

悩んだときは第三者の視点を

もし園舎計画の途中で

「このままでいいのだろうか」
「何か違和感がある」

と感じることがあれば、第三者の設計事務所に相談してみるのも一つの方法です。

客観的な視点が入ることで、新しい可能性が見えてくることがあります。

園舎設計のご相談について

野口直樹建築設計事務所では、園舎の新築や建て替えだけでなく、計画途中の園舎プロジェクトに関するご相談もお受けしています。

設計の進め方に不安がある場合や、行政申請や補助金制度との関係で悩まれている場合など、園舎設計のセカンドオピニオンとしてお話をお聞きすることも可能です。

園の理念や保育の考え方を大切にしながら、子どもたちの成長につながる園舎づくりを一緒に考えていきます。

園舎づくりについてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

園舎づくりの事なら
野口直樹建築設計事務所に
ご相談ください。

現在の設計にご不安を感じておられる場合などの
ご相談も承っております。
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