コラム

子どもが夢中になる園庭デザインとは?保育園の園庭づくり5つのポイント【魔法の園舎づくりLabo】

保育園の園庭は、ただ遊ぶための場所ではありません。

土のにおい、草の感触、風の音、季節のうつろい。子どもたちは園庭の中で五感をひらき、世界と出会っていきます。走る、登る、立ち止まる、観察する。そうした体験は、室内だけでは得ることができません。

では、子どもが夢中になる園庭デザインとは、どのようなものなのでしょうか。今回は、保育園の園庭づくりで大切にしたい 5つのポイントをご紹介します。

1.五感を刺激する自然を取り入れる

園庭は、子どもたちが自然に触れることができる場所です。

土を触る、草花を観察する、風を感じながら遊ぶ。四季の変化を感じられる環境は、日常の中にある小さな学びの場にもなります。

2.体を自然に動かしたくなる地形をつくる

平らな園庭だけでなく、少し高低差のある空間をつくることも大切です。

たとえば、土を盛ってつくる「築山(つきやま)」。上ったり、下りたり、走ったり。高低差があるだけで、子どもたちの遊びはぐっと広がります。体を動かす中で、挑戦する気持ちや粘り強さも育っていきます。

3.身体を使って遊べる遊具を取り入れる

園庭には、子どもたちが身体を使って遊べる要素も重要です。

登る、ぶら下がる、渡るなど、体の使い方を学べる遊具があることで、遊びの幅が広がります。思うように登れなかったり、何度も挑戦したりする経験も、子どもたちの成長につながっていきます。

4.観察や探索ができる環境をつくる

園庭では、走るだけでなく「立ち止まる時間」も大切です。

虫を見つける、葉っぱを拾う、花の変化を観察する。こうした体験は、子どもたちの観察力や探究心を育てていきます。園庭は、小さな自然が集まる場所でもあります。

5.子どもが遊び方を見つけられる余白を残す

園庭づくりで大切なのは、「何を置くか」だけではありません。

どんな体験が生まれるのかを想像すること。体を思いきり動かしたいのか、じっくり観察する時間を大切にしたいのか、想像して遊べる余白を残したいのか。目的を考えることで、園庭のデザインは自然と見えてきます。

園庭づくりの考え方は、お家の庭にも活かせる

この考え方は、お家の庭づくりにも取り入れることができます。

広いスペースや特別な設備がなくても、土を少し盛るだけで小さな築山をつくることができます。また、砂場ひとつでも「つくる・こわす・またつくる」という遊びが広がります。

園庭や庭は、小さな自然が詰まった場所。そこで過ごす時間が、子どもたちの感性や記憶に残っていきます。

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Photo:ひばり保育園

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