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土光敏夫さんの言葉に、こんな言葉があります
『 地 力 』
ぼくは、“ 地力（ じりき ）” という文句が 好きだ。
いったん苦しくなったときに、乗り越えられるのは 地力のほかにない。
地力は、言葉をかえると自己啓発。
大学で習ったとか、本で読んだとか、人に聞いたとか、
それを ただ知識として溜めていたのでは 宝のもち腐れだ。
地力さえあれば、不景気がきたって恐くない。
逆に よいことでさえある。 不景気の波を受けとめて、乗り切っていく。
そこから 本当の自信が生まれる。 企業は つねに 競争しているんだ。
棒高跳びのバーも 一回ごとに高くなっていく。
一度越えられなかったら、それで おしまい。
競技場から 去らねばならない。 企業だって 同じことだ。

深い言葉であり、しかし一方では勇気をいただける言葉であります。

仕事がうまくいっていないとき、体調がイマイチなとき、そんな時は必ずあります。
しかし、それらはすべて【必然】だと感じます。すべてのことに理由はあります。

今の問題の原因が外部にあると思っているのであれば、その思考が問題なのです。
原因自分論です。

大事なことはその理由を追及するために時間を費やし、そして即座に行動に移すこと！これです。
つまり、原因を分析することが、第一歩となります。

今の現状を見つめなおすこと、これは誰しも嫌がることです。しかし、その繰り返しが、成長の連続となります。

今から60歳までに、それ(成長)を100回行うのか、1000回行うのか、どうなるのかは【自己分析】が第一歩ですね。

最後に・・・
「ここから逆転勝利するような試合が〝名勝負〟として語り継がれるんだ。さあ、逆転して名勝負にしよう」
荒木準也(日大山形監督)