ブログ
全力勝負
人生にはいくつかの「転機」が訪れます。
進学とか就職とか結婚といった、たいていの人がほぼ決まった年齢で経験する、ごくフツーの「転機」もあれば、自分や自分の家族が事故にあったり病気にかかったり、または会社が倒産したりといった、思いがけぬ不幸なアクシデントを経験することもある。逆に、偶然素敵な恋人と巡りあうとか、宝くじに当たるなんていう、思いもよらぬ幸運に恵まれることもあるかも知れません。
そんな「転機」の真っ只中にいるときは、「ものすごく人生が充実していてシアワセだ」と感じたり、逆に「ああ、もうダメだ。お先真っ暗だ」と落ち込んだりします。でも、あとから振り返ってみると、シアワセの絶頂こそが転落の第一歩だったり、ドン底まで落ち込んでいたときが実は新たな人生の門出であり、それが一生忘れられない思い出となったりするものです。
「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如し(ごとし)」という言葉があります。
辞書をひもとくと、「良いこと(福)と悪いこと(禍(わざわい))はより合わせた縄のように表裏一体である。だから一時の幸・不幸に深く一喜一憂しても仕方がない」と説明されています。
もう少しかみ砕いていうと、
「なにか良いことがあったら、その分悪いことが起こるかも知れないから気をつけろよ。もし悪いことがあったら、きっと次は良い事が起こるはずだから、くよくよするなよ」ということですね。
命懸けで闘った結果としての「成功」は単なる「一時の幸」ではなく、かけがえのない喜びと達成感をもたらしてくれます。逆に、命懸けで戦った結果としての「失敗」は決して「不幸」ではなく、成功以上に大きな人生の財産になります。
真剣に取り組んだ結果としての達成感や無念の思いは、次の人生の転機や試練に立ち向かう勇気を与えてくれます。
勝っても負けても、やはり勝負事は全力ですね!
努力して結果が出ると、自信になる。
努力せず結果が出ると、傲りになる。
努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
努力して結果が出ないとしても、経験が残る。
園舎づくりの事なら
野口直樹建築設計事務所に
ご相談ください。
現在の設計にご不安を感じておられる場合などの
ご相談も承っております。
お問合わせは、お電話・メールにて
お気軽にご連絡ください。
ご質問も随時承っております。